3月は転勤や引っ越しが集中します。送別会も多く、人によっては毎週、送別会という場合もあるかもしれません。送別の宴で思い出を語り合ったり、新天地での活躍を期待する声をかけたり、それで十分という場合もあるのですが、何かプレゼントをしたい、しなければならないということもありますね。

贈る相手のことを熟知していれば、その人にぴったりとした贈り物を選ぶことができると思います。その人のニーズや気持ちをしっかり、リサーチするというのが、贈り物をするときのポイントですね。

ただ、実際には急に決まった転勤などもあり、プレゼントは何にしようかと悩むこともあると思います。「喜ばれるものを送りたい」という考えが強すぎると、いろいろ考えて過ぎて迷路に入ることもあります。そんな時には、「もらって困らないもの」という風に考え方に変えることも必要かもしれません。送別プレゼントのタブーと言われていることがあるので、そこには気を付けましょう。

送別の贈り物、kojiのおすすめは、ボールペンです。もらって困る人はあまりいないでしょう。ただ、特別感がなさすぎるので、「名入れ」にすればいいと思います。

名入れボールペンのいいところ

もらって困らない。保管に場所を取らない。

価格もデザインも多様。

これは大きなポイントだと思います。1000円未満から1万円を超えるものまで、いろいろなボールペンがあります。相手のことももちろんですが、こちらの予算も大事なポイントです。予算を決めてからボールペンを選ぶことができると思います。
また、女性向き、男性向き、エレガントなデザイン、シックなものなどいろいろあります。

名入れの特別感。

技術が向上し、いろいろな素材にいろいろなタイプの名入れが可能になっています。「名前が入っているのはうれしいけれどあまり目立ちすぎるのは嫌だな」という人は多いと思います。さりげないネームは、なかなかかっこいいです。

・人気ナンバーワン、ジェットストリームがいい

近年ボールペンの王者に君臨しているのは、ジェットストリーム。この間、文房具王という人もテレビで言っていましたが、ジェットストリーム時代はまだ続きそうです。
書き味だけでなく、たくさんのバリエーションがあることも人気の原因の一つだと思います。それなりの年齢と立場になったら、書き味だけで筆記用具を選んではいられません。見た目も大事です。最高級という感じではないですが、ジェットストリームプライムなら、それなりの感じは出せると思います。
そして、このジェットストリームに名入れ販売するショップがいろいろあります。楽天やアマゾンでも注文できるので、便利です。
同じ職場で複数の人にプレゼントするときでも、色を変えることで性別に関係なく同じものにすることもできるでしょう。

アマゾンで「ジェットストリーム 名入れ」で検索してみたら、結構な商品数がありました。
アマゾン 「ジェットストリーム 名入れ」のページ

楽天では「はんこ奉行」というショップがジェットストリームの名入れに力を入れているようです。

ジェットストリームだと、お手頃なギフトになりそうです。奮発したいときには、別なボールペンを選んだほうがいいかもしれません。

・楽天ではパカーのボールペンがランキング入り

先日のワールドビジネスサテライト(WBS)というニュース番組では、楽天で人気のある「新生活ギフト」としてパーカーの「名入れ」のボールペンを紹介していました。

これも手ごろですね。

名入れではないですが、、、アマゾンで人気のボールペン


「ラミー2000」という4色ボールペン。「格納式ボールペン」のカテゴリーでベストセラー1位でした。定価1万円以上の品です。長く愛されている(40年以上)、デザイン性に優れたボールペン。愛用者の声には、「質感も良く、使い込めばボディには良い具合に味が出てきます。」というものもありました。書き味はわかりませんが、所有欲を刺激してきます。名入れサービスはないようですが、自分使いにもいいかなと思いました。

送別プレゼントのタブー・配慮が必要な品物

親しい間柄で、十分こちらの意図をくみ取ってもらえるような人であれば、あまり神経質になる必要はないと思われますが、上司やそれほど親密ではなかった人に贈り物をするときには、”贈り物のマナー”は、しっかり押さえておきたいものです。

送別にハンカチはタブー。櫛も

ハンカチは、漢字で書くと手巾で、「てぎれ」と読むこともできます。「これっきりで縁を切る」という意味に解釈されることもあるので、特に送別のプレゼントとしてはふさわしくないとされています。葬式などを連想させるからと説明する人もいます。
「別れの涙をこれで拭いてくれ。」という意味で餞別のお返しとして配る人はいるそうです。ただ、送別の贈り物として原則、タブーと覚えておいた方がよさそうです。

”櫛(くし)は贈り物としてタブー”というのも読んだことがあります。日本では昔から “櫛(くし)” は、 「苦」や「死」を連想させるため、縁起が悪い贈り物とされている”とのことです。送別の贈り物に櫛はないと思いますが、念のため。

上司にはタブーとされるもの

・『靴』や『靴下』などの履物
履物には「相手を踏みつける」という意味があるため、「上司を踏みつけてやる!」という意味に取られてしまうこともあるとか。

・『筆記具』
万年筆やボールペンという贈り物には「もっとがんばって働いて!」というニュアンスがあります。上司に「もっと精進してください」と言うのは失礼だという考え方です。上司に限らなくても、退職される人には、仕事を連想するようなものは選ばない方がいいと思います。「退職したら、ボールペンなんて使わない。」とか、「退職してもまだ、働けというのか。」などと、へそを曲げられかねません。
kojiは名入れボールペンが送別の品としていいなと思っていますが、万能ではないということです。

・『ベルト』
ベルトのプレゼントには、「気を抜くな!」という意味もあります。筆記用具と同じような意味合いで、上司などには避けた方がよさそうです。

・『現金や商品券』
kojiは個人的には大歓迎ですが、「自分で選んでください。」ということで、”心がこもっていない”と受け取る人もいるとか。一応、頭に入れておきましょう。

花は意外と嫌われる

送別会1次会で花束をもらったはいいけれど「2次会へ行く時に邪魔」とか「家に帰っても花瓶ないし」とか、意外と花束は喜ばれていません。また、好みの問題もあって、花束は難しいと思います。花粉症の人もいますし。
それでも花がいいのならそのまま飾れるアレンジメントがいいですね。

ちょっと話はずれますが、新築祝いで花を贈る場合、花の色に注意が必要です。赤は火を連想させるのでタブーです。火事は最も恐ろしいですからね。

名入れのパターンはどれがいいか

プレゼントへの名入れについて、ローマ字で入れたいと考えている人も多いと思います。仮に「山田太郎」だとすると、「T.YAMADA」、「TARO.Y」、「TARO.YAMADA」、「T.Y.」が考えられますね。「Y.TARO」といのもありでしょう。

間柄によってどれがいいのか判断することになりますね。仕事で使うことが多いようなら、T.YAMADAが一般的だと思います。親しい間柄で、下の名前を強調したいと思えば、「TARO.Y」、「Y.TARO」でしょうか。筆記体などで入れるなら、フルネームがいいかなと思います。

名入れについて

最近は、防犯上の理由から子供の持ち物には目につくところに名前を入れないようにする傾向があります。イニシャルだけにすることが多くなっているようです。
名入れのプレゼントは、特別感があってとてもいいと思うのですが、個人情報について関心が高まり、細かい配慮が必要になってきているということは、頭に置いておきましょう。

ボールペン以外の名入れプレセント

上司へ贈るプレゼントにはなにかと気を遣うもの。品物はあたりさわりのないものを選んで「名入れ」にするというが一つの賢いやり方だと思います。名前が入れられるグッズには、
・お酒
・グラス
・USBメモリー
など実にいろんなものがあります。上司の趣味にあった商品を探すと喜ばれることでしょう。

贈り物選びも義務と感じると重くなりますが、「この機会に普段行かないデパートや専門店を見てみよう」と切り替えられれ
ば、新鮮かもしれませんね。
ただ、現実的には、「名入れ」サービスは、ネットショップのほうがいろいろ選べるだろうなと思いました。