2015年09月29日 12:30からの「ワイド!スクランブル」では、スズメバチの新たな脅威が取り上げられていました。
9月24日の「モーニングバード」でも取り上げていました。
なんと、日本に新たなスズメバチが上陸してしまったということです。
ツマアカスズメバチです。
もともと、中国や東南アジアに生息していハチです。
体調は2~3センチ。
木の上に巣を作るのが特徴。
しかもその巣は、とてつもなく大きい。
発見した人は
「バスケットボールにハチがいっぱいついている感じで、、、」
驚くほどの繁殖力を持っているそうです。
韓国では高層ビルなどにも巣を作っていて、都市部でも騒動起こしているそうです。
環境省が拡大阻止のために緊急調査を始めました。
すでに韓国の生態系は大きく変わってしまったそうです。
獰猛で攻撃的な特定外来生物、ツマアカスズメバチ。
生態系や農作物へ大きな影響を与える可能性があります。
大阪でも「ツマアカスズメバチ」かもしれないというハチが見つかっています。
ツマアカスズメバチの生態をまとめると
原産は日本から遠い、中国南部・東南アジア
ツマアカという名前は、腹部の先(つま先のような部分)が赤いところか来ています。
オオスズメバチと比べると小さいハチです。
2.5センチほど。
特徴は巣がとても大きいということです。
大きくなると3メートルを超えるとか。
驚異ですね。
巣を作る場所は、高さ30メートルのビルにも作ります。
餌として、生ごみも食べます。
つまり、都会でも生きていけるということです。
性格は、超攻撃的。
刺されると、大きく腫れます。
死に至ることもあります。
出会ったら、どうすればいいのか?
1匹がうろうろしているだけなら、静かにしていると去っていくようです。
ツマアカスズメバチは執拗なので、気配をかんじたらできるだけ早く逃げることが大事です。
静かに、しかも素早く撤退しなければなりません。
ツマアカスズメバチは、キイロスズメバチの10倍という驚異的な繁殖力を持っています。
ツマアカスズメバチが増えると、ミツバチが減ってしまうそうです。
餌になるんですね。
そうなると農作物の値段にも影響があるかもしれないということでした。
ただ、ニホンミツバチは熱殺蜂球(ねっさつほうきゅう)という技を持っています。
取り囲んで、体を震わせて熱を起こして敵をやっつけます。
45度でオオスズメバチは死んでしまうそうです。
ニホンミツバチは49度まで大丈夫です。
ツマアカスズメバチの天敵にもなると考えられます。
ツマアカスズメバチに限らず、今年は被害件数が際立っているそうです。
9月23日、北海道士幌町の畑で、農作業していた30代の男性がスズメバチに刺されて死亡しました。
20日には隣町の音更町で、スズメバチに刺されたとみられる60代の男性の死体が林道で見つかりました。
全国各地で、スズメバチの被害が報告されています。
㋄ごろの気温が高かったことが、スズメバチには有利に働いたということのようです。
注意をしていきたいものです。
スズメバチ対策としては
長袖長ズボン。
防止着用。
黒いものは身に着けない。
あとは、刺激しないようにして逃げるしかないそうです。
蜂の巣は、1シーズン限りだそうです。
それはちょっとうれしいですね。