北海道と言いながら、ウインタースポーツはそれほど盛んとは言えない函館・道南地方。規模の大きいスキー場がありません。学校のグランドにスケート場が作られることもありません。気温がマイナスの2ケタになることは珍しいので、スケート場を作ったり管理したりするのは、容易ではないのでしょう。

厳寒期の2月、函館・道南では食に関した魅力的なイベントが行われます。

はこだて美食フェスタ

2月18日(土)・19日(日)【函館市・函館アリーナ】

・18日(土) 10:00~16:00
・19日(日) 10:00~15:00
内容は盛りだくさん。公式サイトを見てもらった方が手っ取り早いですね。
「はこだて美食フェスタ」公式ウェブサイト

深谷宏治氏(レストランバスク)が語る

18日(土)のステージイベントで、バスクの深谷氏がお話ししていました。美食の街サンセバスチャン修行時代で修行した方。深谷さんが始めたバル街は函館の名物イベントになりましたし、今は日本中に広がっています。
kojiはたまたまそのトークをNCVで見ました。南北海道産の食材の魅力についても話していました。印象的だったのは、「渡島半島は優れた食材がたくさんある。埋もれている食材がある。」という言葉。また「函館に行かなきゃ食べられない、という料理を作っていくことが大事。」ということ。その通りだなと思いました。

バスクのおすすめ

バスクの一番のおすすめは、生ハムだそうです。33年前、日本で最初に生ハムを作ったのが深谷さんだそうです。手間も時間もかかる本当の生ハム。素材はもちろん函館近郊のもの。
他には、タラの料理、イカの料理が人気だそうです。

第17回冬江差“美味百彩”なべまつり

2月4日(土)・5日(日)【江差町・江差町文化会館大ホール(檜山郡江差町字茂尻町71番地)】

体を温めてくれる鍋。「江差たば風の祭典」の一環、「冬 江差“美味百彩”なべまつり」では、「くじら汁」「ゴッコ汁」「三平汁」「もつ鍋」などなど、約30種類以上の鍋が提供されます。道南に古くから伝わる鍋料理たち。kojiは「三平汁」ということばに懐かしさを感じます。

2017年は、これまでの会場から変更して開催されました。価格はどれも1杯250円と大変お得。

第27回恵山ごっこまつり

2月12日(日)【函館市恵山地区・道の駅「なとわ・えさん」前】

「ごっこ」とは、和名ホテイウオ。おなかに吸盤があり、ぷっくりとしたユニークな姿をしています。恵山近海で獲れる冬の風物詩です。
「恵山ごっこまつり」では
・ごっこ汁の販売 (1杯100円 なくなり次第終了) 
・新鮮魚介類の販売 (ごっこ、カキ、ホタテ、タラ、ホッケ、ババガレイ、サクラマス、タコなど)
などが行われます。
 駐車場は無料の300台分が道の駅の向かい側(旧恵山高校側)に用意されます。

しりうち味な合戦冬の陣 第19回「カキVSニラまつり」

2月19日(日)【知内町・知内町中央公民館・知内町スポーツセンター】

・カキとニラの販売 9:30~13:30 知内町中央公民館
・創作料理・特産品の販売 10:00~13:30 知内町スポーツセンター
「焼きガキコーナー」もあります。アツアツをいただきたいですね。

第6回鹿部たらこ祭り

2月26日(日)【鹿部町】

「鹿部たらこ祭り」は、毎年2月第3日曜日に開催されます。噴火湾(前浜)で水揚げされたスケソウダラの卵を使用した「たらこ」は鹿部町を代表する特産品。「たらこ」のイベントは全国でも鹿部町でしか開催されていないそうです。
・10:00~13:30(入場無料)
・新物たらこ販売
・たらこ入り三平汁、たらこ中華スープ(各100円)
・たらこクチビル世界選手権

キューピーのコマーシャルを思い出しました。