秋のはじめはスズメバチに要注意・関東地方、今年はキイロが多い!

10月に入りました。
北海道ではそろそろ紅葉の話題が出てきています。
本州と北海道の気候ちがい、気温の差は、この時期が一番大きいのではないでしょうか。

メディアでは連日、スズメバチの話題が取り上げられています。

2015年10月02日 朝の「羽鳥慎一モーニングショー」(北海道はHTB)では、スズメバチハンターに密着取材した結果を報告していました。
スズメバチハンターは大忙しだそうです。

関東地方では雨が多かったことや鬼怒川の決壊などが影響しているそうです。
住宅地で次々とスズメバチの巣が見つかっているとのこと。

この秋、スズメバチの世界では異変が起きているそうです。

茨城県の住宅。
自宅に初めてスズメバチの巣ができたお宅。
スズメバチハンターに駆除を依頼しました。

ハンター「今年はキイロスズメバチがすごく多い。駆除の依頼はみんなキイロスズメバチだよ。
やっかいだね、こいつは。服に潜り込んで刺してくるから。」

とにかく各地でキイロスズメバチが多いそうです。
去年の倍以上。

キイロスズメバチは敵とみなした相手には執拗に差してくる危険なハチだそうです。

駆除は夜に行います。
巣にみんな戻っているとき狙います。
一網打尽に。

昼間餌をとりに出かけているスズメバチが作業中に帰ってくると、総攻撃される恐れがあります。
寝静まった夜に、奇襲をかけるそうです。

駆除の方法は、まず巣の中にキイロスズメバチを眠らせる薬品を注入。
この薬品の効果は10分。
その間に勝負をかけます。

なぜキイロスズメバチが多いのか?
天敵のオオスズメバチが水害を受けて激減してしまったせいのようです。

昆虫界最強と言われるオオスズメバチは食べ物の多い山間部の地表近くに巣を作ります。
キイロスズメバチは、仕方なく住宅の屋根裏などに巣を作りました。

結果的に今回の豪雨では、オオスズメバチの巣が流され、キイロスズメバチの巣は残ったということです。

スズメバチ対策のポイント


・服装は白や単色系がよい。(黒いものをターゲットにする性質がある。)
・香水などは控えたほうがよい。
・振り払う動作はやめた方がいい。(出会ってしまったら、来た道をゆっくり後ずさりして戻るのが望ましい。)

私はハチは大の苦手です。
スズメバチに限らず、ハチが近くに来ると委縮してしまいます。

飛んでいるものは苦手です。
カラスに攻撃されたときも、かなりの恐怖でした。