2015年10月24日、横浜で行われた全国大会、ジュニアオリンピック。
町井愛海さんはB100メートルに出場しました。
町井さんは去年C100メートル(1年生)で優勝を飾っています。
今年のレースも、いいスタートを切りましたが、終盤追い上げられ、2位でゴールしました。12.28。
優勝者は、岐阜県の井戸アビゲイル風果さんでした。美濃加茂西中。12.26
10月27日(火)HTB「イチオシ!」
HTBの情報番組「イチオシ!」のスポーツコーナーで町井さんが特集されていました。
「スーパアスリート。東京オリンピックを夢見る中学2年生。」と紹介されていました。
その中でもこのレースの様子が紹介されていました。
レース後、涙を流している姿も、とらえていました。
2大会連続で優勝できなかった悔しさ、万全でなかったコンディション、いろいろな思いがあったのだろうということです。
まだまだ成長段階にある町井愛海さん。
その素質は、5年後の東京オリンピックを狙えるものであることは変わりません。
19歳といういい時に、オリンピックを迎えられるという幸運を持っていると思います。
聞くところによると、この「イチオシ!」のため、HTBの菊池アナウンサーが取材に来ていたそうです。
VTRの内容
まずは、自宅での様子から
机に向かって真剣に勉強に取り組んでいます。
机に飾られている写真は、女子100メートルの日本記録保持者、福島千里選手の写真。
Q 「福島千里選手の写真を見ると思いは変わるもんですか?」
A 「何でもやる気が出たりします。」
8月の全国大会など
8月、札幌で行われた、陸上の全国大会、女子100メートルのレースの映像も出されました。
町井さんはスタートダッシュに成功すると、中盤以降もスピードが落ちることがありませんでした。
3年生の強豪を振り切り、2年生ながら全国チャンピオンになりました。
町井さん 「優勝できるとは思っていなくて、優勝ができてとても嬉しいです。」
小学3年生の時に陸上を始め、記録を伸ばし続けてきた町井さん。
その速さの秘密は、本にも得意だというスタートダッシュにあります。
陸上部顧問大友先生
「スタートの前傾姿勢を保ってのダッシュは、誰にも負けないという自信は、本人にもあると思います。
技術的にも高いものを持っているなと思います。」
食卓の様子・食後のトレーニング
育ち盛りの町井さんにとって、食事もトレーニングの一つです。
Q 「お母さんの好きな料理はなんですか?」
A 「肉。」
お母さん「とにかく食べられるもの食べる。今は制限してないです。バランスよくいっぱい食べさせてます。」
家族での食事は、心が安らぐひと時だそうです。
食事を終えると、お父さんとバランスボールを使ったトレーニングを始めました。
抜群のスタートダッシュは、日頃の体幹強化によって生み出されています。
町井さん 「将来は東京オリンピックに出ることが目標です。」
福島選手との比較
VTRのあと、スタジオで町井さんと福島さんの比較をしていました。
中学2年の時の福島さんのベストは12秒67。
町井さんは12秒08。
町井さんのほうが上回っています。
福島さんはその後19歳で11秒60。21歳で日本記録11秒21を出しています。
町井さんが順調にタイムを伸ばしていけば、東京オリンピックの出場は大いに期待できます。
メインキャスターのヒロ福地さん
「最後のシーンの走りは(福島さんに)似ていたね。」
確かに、そう思いました。
ホクレンpresents「未来の金メダル」
HTBでは町井さんをはじめ、小中高生のトップアスリートを紹介する番組
ホクレンpresents「未来の金メダル」を11月3日(火)から5週連続で放送するそうです。ローカル枠での放送だと思います。5分程度の番組です。
北海道にも将来メダルを狙える有望なアスリートがいるということ。
頼もしいですね。成長が楽しみです。
その第1回放送が町井さんです。
(1)11月3日(火)よる9時48分~
町井愛海(北斗市浜分中2年)
・陸上女子短距離
全日本中学陸上競技選手権大会・女子100mで優勝!
(2)11月10日(火)よる8時54分~
清水賢亮(帯広北高 16歳)
・レスリング・グレコローマン
世界カデット選手権42kg級5位
(3)11月17日(火)よる9時48分~
松岡紅杏(小6)
・バイアスロン
北海道タレントアスリート発掘・育成事業 選抜
(4)11月24日(火)よる8時54分~
秋田咲良(中1 リラ・コンサドーレ)
・女子サッカー
チームのストライカー
(5)12月1日(火)よる8時54分~
中島未琴(小6)
・カーリング
北海道タレントアスリート発掘・育成事業 選抜
小学生でもバイアスロンや、カーリングで注目されている選手がいるんですね。
驚きました。
どちらも冬の競技ですね。
これから注目していきたいと思います。