2018年2月6日(火)の「名医とつながる!たけしの家庭の医学」を見ました。中性脂肪と頻尿の二つが気になりました。私kojiにとっても切実な問題です。
特に頻尿については、手軽に対処出来て効果も期待できそう。早速やり始めました。三陰交というツボを1回1分、1日三回押すだけ!!これはいい。
せんねん灸の解説動画↓

しかし、まだ、劇的な効果は感じません。もしかしたら押し方が悪いのかなとも思いました。

番組で紹介されていた三陰交というツボ。内くるぶしから指四本。大体の場所はわかりますが、その辺をどの方向に押せばいいのか今一つはっきりしませんでした。
整骨院や鍼灸院のサイトなども含めていくつか当たってみましたが、微妙なニュアンスまで書いてくれているところは少なかったです。
その中でkojiとしては一番わかりやすかったのが「みちた整骨院」のサイトの一言。
「スネの骨の内側に指を入れ込むようにして押します。」
サイトには、写真もあります。⇒みちた整骨院のサイト

また、別のサイトには「足の外側から、人差し指を骨に引っかけるような要領で押すと確実です」と書かれていました。

これまで数日間、kojiは骨の上を押していました。骨の上ではないんですね。
上記の説明を参考にこれから継続的に三陰交のツボ押しをやっていきたいと思います。一日三回。毎食後というのが忘れにくくてよさそうですね。

三陰交が頻尿改善にいいワケ

2月6日の「たけしの家庭の医学」で、名医・獨協医科大学病院の山西友典先が説明してくれたことを簡単にまとめます。

加齢による頻尿のメカニズム

多くの場合、頻尿の原因は、少量の尿で尿意を感じてしまう事。頻尿でない人の半分とか三分の一にしか尿を貯められない人もいる。

少量の尿でも尿意を感じてしまう原因

膀胱は筋肉でできた袋であり、空の時は小さく、尿がたまってくると風船のように大きくなる。
尿がたまったことを膀胱周りの神経が感知 ⇒ 脳に伝達 = 尿意

加齢が進むと、、、
膀胱周りの神経が過敏に反応するようになり、少し尿がたまっただけで尿意を感じてしまうという現象が起こる。
加齢による頻尿・・・実は、神経の誤作動だった!

三陰交の刺激が頻尿改善に結びつく理由

膀胱周りの神経は膀胱だけなく、肛門や尿道の動きをつかさどっている。さらに足の裏にまで伸びて足の指の動きもつかさどっている。
くるぶし近くではその神経が体の表面近くを通っている。その部分を刺激すると、神経の誤作動が抑えられることが知られてきた。
欧米では、くるぶし近くへの電気療法が行われいる。これで6~8割の患者の頻尿が改善したというデーターがある。

膀胱から離れていてもつながっているので、くるぶしの刺激が膀胱周りにも伝わって、”なぜか”頻尿が改善するとのこと。
(確かに山西先生も”なぜか”と言っていました。素人にうまく説明できないのかもしれませんが、実際にそうなっているという事が大事なんだと思います。)

三陰交を押すことでどれほど頻尿が改善するか

「たけしの家庭の医学」では、頻尿の女性、島田さんに密着。三陰交の刺激によってどれほど頻尿が改善するか検証しました。
ツボ押し前の島田さんは、夜間を合わせて一日23回トイレに行っていました。起きているときは30分から1時間の間隔。寝ているときも二時間半に1回はトレイに立つというかなりのハイペースでした。
印象的だったのは、料理中にもトイレに行きたくなるので、受験生である息子さんを読んで調理を続けてもらうという事が、日常茶飯事だという事。これは、生活に支障がありますね。

実行したのは、ツボである三陰交を1分間押すマッサージを1日3回、毎食後に行うこと。検証期間は1週間。

直接神経を刺激するこのマッサージで、最初から血流が良くなっていることを実感していた島田さん。初日からトイレに行く回数が一気に減りました。「そういえば、トイレに行ってないです。」

トイレ回数の変化(1日)

検証前 23回
1日目=12回 2日目=10回 3日目=9回 4日目=8回 5日目=8回 6日目=7回

貯めることが出来る尿の量の変化

計測方法=膀胱を空にしてから、500ミリリットルの水を飲み、尿意が来た時にMRI撮影をして、たまった尿を計測

検証前は128ml
くるぶし(三陰交)マッサージ1週間行った後は、483ml
約4倍の量を膀胱にためておくことが出来るようになっていました!

おじさんは思った

頻尿は加齢のせいだから仕方がないと、ほとんどあきらめていましたが、改善できることがわかって明るい気持ちになりました。頑張ってやってみようと思いました。
以前に、「世界一受けたい授業」でかぼちゃの種と、お尻の穴を締める5秒間体操が紹介されていたのを記事にしました。
頻尿や尿もれに効く体操や食べ物~世界一受けたい授業から

すぐにかぼちゃの種を買い求め、今も一日20粒ほど食べています。
5秒間体操は最初のころの勢いはなくなってきましたが、思い出してはやっています。
トイレの状態はやや改善したかなという印象は持っていました。以前はほぼ毎日夜中にトイレに起きていましたが、寝ているときにトイレにいかなくて済む日も出てきました。ただ、劇的な改善とまでは言えないと思います。
今回の、くるぶし(三陰交)マッサージには期待しています。尿意を我慢するときにもよさそうです。正しい押し方でやってみて「効きそう」という感じを持っています。

5秒間体操は尿もれ対策としても有効だということで、これを機会に習慣化するようにしたいと思いました。三陰交押しをやった後に一連の流れでやるようにしようと思います。

セルフケアで、頻尿がすっかり改善出来たらうれしいですね。皆さんの健闘をお祈りしています。自分にもエールを。