チョコレート好きの私。と言っても、カカオ豆の原産地が分かるとか、微妙な味わいが分かるわけでもなく、機会があればチョコレートを食べるという程度のものです。購入するのはもっぱら庶民的な、袋に入ったものばかり。私にとっては、コスパもかなり重要なファクターになります。

トップバリュープライベートブランドは、コスパが良い商品が多く。袋入りの100円~150円のチョコレートが、公式サイトによると10種類。(ほぼ、税抜き128円、コーンパフチョコだけ税抜き148円)
我が家の近くマックスバリューに置いてあったのは、128円9種類のうち、麦チョコを除く8種類でした。
今回はその8種類全部を購入。比較してみることにしました。
次の写真は、左上から横に、容量の少ない順に並べてあります。

パッケージと中身(容量の順に、左から

試食の結果

1. レーズンチョコ

 今回、初めて購入しました。名前から想像できる通り、レーズンをチョコでコーティングしたもの。この128円シリーズの中では一番量が 少ないです。46g。
 レーズンの柔らかい食感が楽しめます。噛んでいくと、徐々にレーズンの酸味が出てきて、なかなか美味しいと思います。気に入りました。
 難を付けるとしたら、粒が不ぞろいなところくらいでしょうか。
 おそらく人気の高い商品 だと思われます。公式サイトの 口コミも 良い評価がたくさん付いていました。「高級感がある」ということが共通して語られていました。「食べ始めると 二袋食べてしまう」という方も複数いました。

 2. 麦パフチョコ

 麦パフチョコは、麦パフにチョコをコーティングした準チョコレートです。麦パフは、小麦や大麦を、高温・高圧で加熱後、一気に圧力を開放して膨らませることで作ったものです。
 トウモロコシを同様の方法で膨らませたものは「ドンキミ」と言いますね。もともとは青森県の郷土料理のようですが、道南地方でも広く愛されてきました。小さい頃のうっすらした記憶ですが、圧力釜を持ったお店に、乾燥させたトウモロコシを持って行って、爆発させてドンキミを作ってもらったことがあったと思います。ポップコーンとはまた違った、やわらかさがありました。今でもある八百屋さんには「ドンキミ」をいう品書きが下がってます。また、スーパーでは「ポリコーン」という商品も売っています。ドンキミに甘みを付けたもので、最近購入しました。懐かしかったです。ドンキミをチョココーティングしたものが、実は、148円の「コーンパフチョコ」なのかなと思います。今後、何とか入手して確かめたいと思います。

 話が少しそれてしまいましたが、トップバリューの麦パフチョコに使われているのは、「小麦パフ」です。トウモロコシに比べたら麦は小さいので、当然麦パフはドンキミよりもずっと小さいです。レーズンチョコとサイズ感は同じです。食感がとてもやわらかく優しい味がします。
 麦チョコというお菓子もありますが、さらにそれよりも柔らかいです。トップバリュー商品としても麦チョコはあるようですが、今回はお店に並んでいませんでした。 見た目は 麦チョコよりも 突起があって 凹凸があって 凸凹があって 滑らかさがありません 麦チョコのほうがつるっとした感じに見えます。

 同じ128円で、麦チョコは70g、 麦パフチョコレート は52gです。量の多い麦チョコの方を置いてほしいと願う人もいるかもしれません。私としては、食べ比べをしたかったです。

 3. パフブロックチョコ

 チョコレートの中に穀物パフ(小麦粉・米粉)を入れて成型したチョコレートです。ローストピーナッツも(少しですが)入っています。コーティングではありません。この場合の穀物パフは、小麦粉と米粉を生地にしてから、粒状に形を作り、ポン菓子機に入れて、加熱加圧後に一気に開放することで作られるものだと思われます。
 パフによって、歯ごたえが弱く、面白い食感となっています。軽いチョコレート菓子と言えると思います。ピーナッツに出会うと、ちょっと得した気分になります。サクサクと食べれるのでどんどん進んでしまうかもしれません。

4. アーモンドチョコ

 アーモンドチョコは いろいろなところで 発売されています。トライアルで売っているカバヤのアーモンドチョコのビッグサイズはコスパがとてもいいです。(トライアルオリジナルの商品らしい)ただ、カバヤの アーモンドチョコは アーモンドが小さかったと思います。何度か購入しましたが、ちょっと残念な気持ちになる事がありました。
 今回のトップバリューのアーモンドチョコは カバヤよりは アーモンドがしっかりしてると思いますが 、明治や森永などの 有名メーカーのアーモンドチョコに比べると やっぱりアーモンドは小さめだと思います 写真を見たら一目瞭然ですね。

5. 柿の種チョコ

 柿の種チョコは 意外な組み合わせとして注目を集めました。始めたのはどこのメーカーかわかりませんが 最近ではそれほど 物珍しさはなくなってきたと思います。(ロイズにもあったような気が。)
 きちんと食べたのは今回が初めてだと思います。食感は柿の種そのもの。味は塩味が結構あるので普通のチョコレートとはやはり違います。甘ったるい感じはないので甘いのが苦手な人は 気に入るかもしれませんね。個人的な好みとしては今一つ。リピートはしないと思います。

6. ひとくちビーナッツチョコレート

 個包装になっています。扱いやすいし、ほかの人にあげるときにも楽だと思います ピーナッツは砕いたものが入っています。変な例えですが納豆で言うとひきわり納豆が 入っているというような感じです。結構甘みを強く感じました。気のせいかもしれませんが ほかのチョコレートよりも 常温で より柔らかくなるような気がします。ミルク成分が多いのかもしれません。

7. コーンチョコ

 コーンチョコはこれまでに、何度か食べたことがあるものです。サクサクした食感が とてもよくて、中のスナック部分と チョコレートの割合が絶妙で、ついつい食べ進めてしまいます。
 麦パフチョコのところでも書きましたが、コーンパフチョコレートという商品もあります。ドンキミのようなパフにチョコレートをコーティングしたものだと思いますから、原材料はコーンチョコと似ていると想像します。(いずれコーンパフチョコを入手して、検証予定) ドンキミ=コーンパフはの欠点は、一粒の中に、固い部分が一か所あること。宿命だと思いますが、それが歯にくっつき、不快になります。我慢できずに、普段は使う習慣はないのに、爪楊枝を使ってとりたくなります。
 今回取り上げたコーンチョコは、そういうことがなくて、形も整っていて、食べやすいです。
 これはこれからもリピートし続けると思います。
 

8. ピーナッツブロックチョコ

 ひとくちビーナッツチョコレートよりも、あらく砕いたピーナッツをチョコレートの中に入れて、ブロックにしています。ひとくちピーナッツチョコレートよりも、甘さが抑えられていて、歯ごたえもあります。これも人気商品のようです。公式サイトでのレビューが ついていました。「おいしいと思って裏を見たら作っているのはでん六だった」というコメントが複数ありました。確かに、ピーナッツもうまいし、バランスもいいと思います。コスパもいいので、私の「リピート商品」に入ります。

まとめ

商品名容量・税込価格/g食感味の特徴総合評価
レーズンチョコ46g 3.00円/g潤いがあって、やわらかいレーズンの食感。レーズンの酸味とチョコレートが良く合う。多分リピートします。ウイスキーのストレートに合うと思います。
麦パフチョコ52g 2.65円/gやわらかい。噛んだ時に歯にくっつきそうパフの存在感が強く、素朴な味。ドンキミを想起させられた。「和」を感じます。日本茶などに合うのかもしれません。
パフブロックチョコ52g 2.65円/g軽い感じ。たまにピーナッツにあたる。甘さ控えめで、どんどん食べられる感じ。一粒が大きくて食べ応えがあり。すぐになくなってしまいそう。
 アーモンドチョコ52g 2.65円/g中心を外してもひと噛みできちんとアーモンドを捉えることができます。甘みのしっかりしたチョコレートとアーモンドのナッツ感がマッチして、定番のおいしさです。金の小袋の個包装。ほかの人に分けてあげることも簡単です。「約9粒入」の記載があります。
柿の種チョコ61g 2.26円/gほぼ柿の種。少しだけしっとり感が追加されている。チョコレート感はかなり低い。後味に塩味と甘さが両方残る。全部食べ終わることに慣れるのか?今のところ、私の中で最下位。
ひとくちビーナッツチョコレート68g 2.03円/gチョコレートにミルク分が多いのか、全体的にやわらかい。ピーナッツはクラッシュされたもの。甘め、やわらかめのチョコレート。のどの奥に残るチョコレートの後味は、濃厚。甘すぎる気がして、今のところ、リピートの可能性は低いと思います。「約12粒入り」となっています。
コーンチョコ68g 2.03円/gサクッとしている。スナック部分とチョコレートの割合が抜群。後に残るチョコレートの味が次の、コーンチョコを引き寄せる。一番のお気に入り。今後もリピートし続けると思います。
ピーナッツブロックチョコ72g 1.91円/gピーナツがみっしり入っていて、ナッツ感をしっかり感じられます。甘すぎず、ピーナッツもおいしい。でん六が作っている。唯一、原材料名の最初が「砂糖」以外で、それは「ピーナッツ」。
後味はすっきりしていて、コスパも良く、リピート商品。