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強毒を持つ ヒアリ 内陸部でも

7月11日のNHKニュースによると、強い毒を持つ南米原産のヒアリが国で初めて港以外の内陸部の愛知県春日井市の倉庫で見つかったとのことです。
愛知県春日井市の工場の倉庫で、名古屋港から運ばれたコンテナの荷物から見つかったアリは、10日、強い毒を持つ南米原産のヒアリと確認されました。港以外の内陸部で見つかったのは全国で初めてです。

春日井市内のすべての小中学校は11日、児童生徒に注意を呼びかけました。学校によっては、ヒアリの写真や特徴を載せたプリントを全校生徒に配布。疑わしいにアリには絶対に触らないように呼びかけたそうです。

ヒアリとは?

ヒアリは南米原産ですが、アメリカ、中国、フィリピン、台湾、タイ、オーストラリアなど太平洋周辺の国々に移入しています。
・色は赤茶色で体長は2.5mm~6mmの小型のアリです。色に特徴があると言われていますが、目視では一般の人にはなかなかわかりません。
・腹部にある針で刺し毒をだします。針は1回で折れず複数回相手を刺す事ができます。
刺された場合、激しい痛み、かゆみ、発熱などを引き起こし、人によっては、アレルギー性のショック症状「アナフィラキシーショック」で呼吸困難や意識不明に陥ることもあるそうです。アメリカの科学雑誌によると、アメリカでのヒアリによる死亡者は推定で年間40人以上だそうです。甘く見てはいけないことは確かですが、恐れすぎても正しい判断が出来ません。信頼できるメディアの情報をしっかりと自分に落とし込んでいくことが大事だと思います。

ヒアリについて、とってもわかりやすく図解してくれているツイートが話題になっています。

ヒアリの日本での確認状況

5月26日に兵庫県尼崎市で発見され、6月9日に確認された、特定外来生物ヒアリ。その約1ヶ月後の今月6日、新たに東京湾の大井埠頭のコンテナ内で見つかりました。大井埠頭での発見が国内での確認5件目でした。

5月26日に兵庫県尼崎市で発見されたヒアリ

5月26日にヒアリが発見されたコンテナは、15日に中国広東省を出港し、5月20日に兵庫県神戸市神戸港に到着したコンテナ船の積荷です。その後積荷は、25日まで神戸港で保管され、26日に尼崎市で下ろす際にアリが発見されした。6月1日に神戸市にコンテナを移動させ消毒が始まり、5日に終了しアリがすべて死滅したことが報じられます。そして9日に専門機関がヒアリであることを確認しました。

6月18日の発見(2件目)~5件目まで

アリがすべて死滅したことが報道され、一件落着かと思いきや、2件目の発見がありました。コンテナが保管されていた神戸市のコンテナヤードで、6月18日に約100匹のヒアリが新たに確認されました。

3件目は少し離れた愛知県弥富市の名古屋港の鍋田ふ頭のコンテナ置き場。6月30日に7匹のヒアリが確認されました。
4件目は大阪市の大阪南港でヒアリの死骸50匹が発見されました。
5件目として東京湾大井埠頭での発見です。

今後について

神戸市周辺だけでなく、愛知や東京でも発見されたことを考えると、船が着く全国の港町で広がる危険性があるように思われます。環境省は対応として、ヒアリ確認地点の周辺2km程度に規模を拡大した調査を実施する予定しています。また、物流量の多い主要な6港湾(東京湾、横浜湾、名古屋湾、大阪湾、神戸湾、博多湾)及び中国等に近い那覇湾の7港湾で、ヒアリの確認調査を実施するそうです。
函館でも調査はしているようです。

発見当初、環境省は「日本の当該地域周辺に定着し繁殖している可能性は低いと考えられる」と発表していましたが、大阪市では女王アリが見つかるなど国内に広範囲で広がる可能性が高まっています。他人事では済まない状況のようです。
台湾では2003年にヒアリが発見されて以来生息拡大が止まらず、全20市・県の半分まで拡大しているそうです。世界各国が苦慮している問題がいよいよ日本にも来てしまいました。画期的な解決方法は今のところないのかもしれませんが、日本発のヒアリ対策が生まれていくことを強く願っています。

NHK 「地球ドラマチック」では2016年7月26日に【選「増殖中!アリ 大地を支配!毒針の脅威」】という内容を放送していたそうです。

専門家には、ヒアリの脅威はそこまで来ているという認識があったんでしょうね。NHKの番組紹介には、ヒアリの天敵、通称「ゾンビバエ」のことが出ていました。興味がわきます。このヒアリ騒動をきっかけに、再放送してくれないかなと思っているところです。(NHKオンデマンドの対象ではありませんでした。この機会に会員登録してもいいかなと思ったのですが。)

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