夏休み。野外バーベキューを楽しむ人も多いと思います。我が家でも子どもたが小さいころは、頑張って外で炭をおこしてバーベキューをしたものです。受験だなんだというようになってからは、そういう余裕もなくなり、バーベキューコンロは完全に物置でほこりをかぶっています。

何かの時にイワタニの「やきまる」がバカ売れしているということを耳にはさみました。アマゾンで調べてみたら、カセットコンロにしてはけっこう高い。品切れの店が多く、プレミアが付いた値段設定になっているようです。(2017年8月8日現在)

外でのバーベキューをしなくなった我が家では、肉を妬くときにはホットプレートを使います。手軽でいいのですが、正直なところ一抹の寂しさがありました。炎でしかも手軽に焼き肉をしたいというのは、私も思っていたことでした。
この「やきまる」が人気なのは、炭火バーベキューコンロの「焼き肉感」と、ホットプレートの「手軽さ」を両立しているためだと思われます。

「やきまる」の特徴

やきまるの一番の売りは、「煙が少ないこと」です。煙が少なければ、家の中で焼き肉がやりやすくなります。
しかし、やきまるには最新のテクノロジーが使われているわけではありません。一言でいえば、「バランス」を調整した結果、使いやすい製品が出来たということのようです。
・バーナーとプレートの距離
・ガスの火力
・溝の形状
など、
ひとつでもバランスが崩れてしまうと、肉を焼いたときに煙が出てしまいます。
担当者が、実際に何度も何度も試してみて、作り上げていった傑作といえると思います。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。→ Yahoo!ニュース:焼肉専用コンロ「やきまる」が、目標の5倍も売れているワケ

純正カセットボンベでなくても大丈夫か?

イワタニのカセットコンロには、純正に「イワタニ カセットガス」を使用するようにという注意書きがありますが、それは当然です。自社製のガスを売るためのカセットコンロなんで小から。

アマゾンのレビューを見ても、純正以外のカセットガスを使っている人も多く、特に問題はないということのようです。
カセットガスに使われるガスは、ブタン・イソブタン・プロパンの三種類。右に行くほど低温に強い性質を持つそうです。カセットガスのノーマルタイプはブタンが主成分。引くい温度でも使う予定があるならハイパワータイプのイソブタンが主成分のものを選ぶといいそうです。プロパンはハイパワータイプのカセットに一部使われている場合があるそうです。

結果的には、三つのガスが持つ熱量は同じ。差がないそうです。低温でも火力が落ちないイソブタンは、その分だけ早くガスがなくなってしまうということです。