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2015年12月18日(金)のWBS。
「治る!最前線」がありました。

テーマは不妊症。
デリケートな問題で、親しい間柄でもなかなか話題にしにくいですね。
子育てが終わろうとしている自分には、少し遠い話のように思いましたが、もうすぐ自分の子供たちが直面するかもしれないなと、思い直しました。

少子化が危惧されていますが、”子供を持ちたくても持てない”という人を減らしていくことも一つの大事な方策であると思います。

「治る!最前線」第54回 『選択肢が増える!不妊症の最新治療』



当然といえば当然ですが、不妊症の原因の半数は、男性にあるそうです。
30代前半の夫婦、不妊治療によって子供授かりました。
結婚から2年で不妊治療を始め、1年半の治療の末に妊娠、無事出産しました。
「思い通りにいかないことが多かったので、妊娠するまでは。常に不安があって、辛い時期もあったし。」

晩婚化で6組に1組の夫婦が不妊治療を受ける時代だそうです。

体外受精の件数は10年でおよそ4倍になりました。
最近は、女性だけでなく、男性側の原因も重要視されています。

医師「男性の場合もある程度、精子の機能が35歳~40歳の間で低下する分があるということがわかってきていますので、女性側の年齢のファクターだけではなくて、男性の年齢も大きく関与しているという風に、最近は考えられています。」

これまで諦めるしかなかった不妊症にも新たな選択肢が生まれているそうです。

●男性の無精子症の治療(獨協医科大学 越谷病院)

不妊の原因となっていると考えられる男性への新たな治療が行われているところを取材していました。

妻と病院を訪れた30代の男性。
2年前に治療を始め、今年、男性に原因があることがわかりました。

男性は、「非閉塞性無精子症」
精液の中に動き回る精子が見られません。
しかし、体内では、精子が作られていることが多いそうです。

患者は最新の治療受けることを決めました。
「マイクロテセ」という、精巣から精子を取り出し体外受精を可能にする方法です。

電気メスで、精巣の膜を開いていきます。
精巣には精細管という精子が作られる管があります。
通常は、精子は精液と体の外に出ますが、精子が少ないと精細管にとどまります。

マクロテセは精細管から直接精子を取り出し、体外受精を行います。
顕微鏡で精細管をくまなく観察します。
精子がありそうな精細管をピンポイントで取るため、精巣内を傷つけにくいとのこと。
医師が精細管の一部を取り出しガラスのプレートに置きました。
取り出した。精細管の中に精子がいるか顕微鏡で確認します。

この患者は、手術中には見つかりませんでした。
取り出した精細管をより詳しく検査することになりました。

マイクロテセで精子が取れる患者は3割ほどだそうです。
主に一泊の入院、治療費は自費診療でおよそ35万円。

医師「男性は見栄などの特有の性質を持っている。それが受診抑制に働いてると考えている。
体外受精が行われる原因のほとんどは、男性因子。
あくまでも、カップルとして治療しない限りだめだということ。」


「卵管狭窄」の新たな治療(慶応義塾大学病院 産婦人科)


女性の不妊にも新たな治療が始まっています。

新たな治療で妊娠することができた女性。
治療を始めてから、
精子の通り道である卵管が塞がる「卵管狭窄」があることが分かりました。
細菌感染などによって炎症を起こし、卵管がふさがってしまうことがあります。

女性の不妊の原因の3割は、卵管に原因があると言われているそうです。

この女性は、「FT法」という治療を受けました。
使うのは医師が手にしている細長い機器。
FTカテーテルという管状の機器です。

先から出た緑色の管。
直径1.2mm。
中は水で満たされています。
さらにその中には0.6ミリの内視鏡が入っています。

このカテーテルを子宮に入れ、卵管が詰まった部分に通して広げる治療です。
水圧でバルーンを広げながら、卵管を傷付けないように少しずつ進め、ふさがった部分を押し広げます。
さらに、内視鏡で術後を確認できます。

卵管を広げれば自然妊娠も可能になります。

治療費は保険適用で、14万円。
日帰りができます。

治療後に妊娠する患者は3割ほどだそうです。

医師「この方法は非常に体への負担が少ないので、患者によっては検査よりも楽だという人もいる。
成功率も高い。
選択肢の幅を持たせるには、大変役に立つ方法だ。」


VTRの後、大江さんが、
取材ディレクターが医師から聞いた言葉で印象に残っているというものを紹介していました。
「子どもを作ることに社会が協力的である必要がある。」

医療だけでは解決できない問題だろうということでした。

間接的には、”子育て支援”も不妊の減少につながっていくのではと思いました。

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