2018年、kojiは投資に動く! 株? 投資信託??

積立NISAについて、見聞きすることが多くなりました。年明け、2018年1月から運用が始まったという事で、話題になっています。kojiも昨年くらいから、「NISA」や「積立NISA」、「iDeCo」について知識を増やすように努めてきました。
断片的ですが、このブログの記事にもまとめてきました。

NISA(ニーサ)とは何か? 50代にも関係あるのか?
iDeCo(イデコ)個人型確定拠出年金って何?わかりやすく、ざっくりと。

年が改まったのを機に、具体的な行動に出てみようと思い立ちました。
NISAやiDeCoは投資をする上での税制の話です。投資をしなければ恩恵は受けられないのは、当たり前。
年始からの経済関係の報道では「日本の株式相場の先行きが楽しみ」とコメントが多くみられました。日経平均はまだまだ伸びしろが大きいという専門家の意見を聞くと、「今年は株だ!」という気持ちになります。

これまでは、まずはiDeCo(イデコ)を最優先にしようと思ってきました。確実に所得税控除という恩恵を受けられるという点で、とても有利な制度だからです。しかも、NISAと同じように運用益は非課税。いいですね。
ただ、原則60歳まで引き出せない。kojiの現状は「運用のために少しはリスクはとってもいいけど、何かあったらすぐ引き出せるようにしておきたい。」という考えなので、iDeCo(イデコ)は見送ることにしました。
「株の上昇の波に乗り、NISAを活用して資産を増やしていくぞ!」ということを今年の自分のテーマに定めました。

さっそくネットを中心に情報を集めはじめました。そこで一つ、大きな手ごたえを得たのが、株式取引のバリエーションである投資信託です。「お金は寝かせて増やしなさい」という本がとてもよかったです。(kojiはkindle版を購入しました。)

「お金は寝かせて増やしなさい」でいいと思ったところ

お金の事、投資のことを学ぶべき!

お金について、人任せにせず(銀行や証券会社のいう事も鵜呑みにせず)学んでいかなければ損をするというスタンスにまず、共感しました。お金自身に働いてもらうとは、よく聞くようになった言葉ですが、知識や経験がなくてもうまくいくような甘い世界ではないという事は、小さな失敗をしてきて実感するようになりました。
(例えば、2017年には少額ですが、ビットコイン関連で投機して運用に失敗し、見事にお小遣いを失くしました。もう少しビットコインのまま持ち続けることができれば、10倍になっていたのですが、、、)

「お金は寝かせて増やしなさい」という本には、一攫千金を目指すギャンブルのようなお金の回し方ではなく、時間を味方につけて効率よくお金を増やしていく方法が書かれています。私は「多少リスクをとっても、短期間に利益を得たい」と思うことが多かったのですが、”時間がかかるんだ”とだいぶ思えるようになりました。当初の投機的な気持ちが随分と静まりました。一気に突っ走らなくて済んで、良かったんだろうと思います。

そして、(これが大事な点ですが)「本当に自分にもできる」という気持ちにさせてくれるのが優れている点だと思います。
キャッチコピーには「金融のど素人でもプロと互角以上に戦える」とあります。

「インデックス投資」ということ

「お金は寝かせて増やしなさい」は、簡単に言ってしまえば、「インデックス投資の勧め」です。この本ではインデックス投資を次のように定義しています。
世界中に分散したインデックスファンドを積立投資して長期保有すること

目次の一部を拾ってみます。この本のポイントがよく出ていると思います。

プロローグから

●筆者がインデックス投資をすすめる理由
①手間がかからないから
②実は世界標準のスタンダードな投資法だから
③お金の基礎知識として日常生活に役立つから

後の方に出てきますが、筆者は株価の動きに一喜一憂して仕事が手につかない時期があったそうです。kojiも想像はつきます。あれは、本当にしんどい。
その後、行き着いたのがインデックス投資。手間がかからないというのは、一般人にとってはとても大事なことです。「いざ始めてしまえば、やることはほとんどない!」というのは、理想的です。

第一章から

●投資信託のメリット
①少額から購入できる
②たくさんの銘柄の株式や債券に分散投資できる
③運用する金融機関が破たんしても資金が守られる

●投資信託のデメリット
①持っているだけで手数料がかかる
②すぐに大儲けはできない

第一章で興味深かったのは、「なぜ、銀行や証券会社はインデックス投資を勧めないのか?」という部分です。要するに、手数料収入を目指す銀行や証券会社にとって、インデックス投資はあまりおいしい金融商品ではないという事でした。投資する側にとっては、メリットがたくさんあるのに。

銀行や証券会社が勧めるのは、手数料がしっかりとれるアクティブファンドが中心。しかし、アクティブファンドのほとんどがインデックスファンド(投資)に勝てないらしいです。

「寝かせて増やすことはつまり人の未来を信じるということ」

これはエピローグの副題です。
個別のことを見ていくと、将来が悲観されることもありますが、人類全体でとらえれば、人口は増え続け、経済は発展し続けています。そして、これからもそれが継続することでしょう。そのこと=人の未来を信じられるのならば、たとえ途中に浮き沈みがあったとしても、インデックスファンドの価値は上がっていくと考えていいだろう、という事でした。

日本、北海道、函館とだんだん狭めていくと、景気のいい話はできないのですが、インデックスファンドを使えば、世界規模での投資が可能です。

kojiの行動

まずは、証券会社に口座を開設しなければ何もできません。「お金は寝かせて増やしなさい」で紹介されていた証券会社、SBI証券と楽天証券の二つ。早速手続きをして、すでに使える状態になっています。

楽天は買い物で使ってきたので、その会員情報をもとにして楽に手続きできました。SBIもネット上で開設手続きを完了できます。
証券会社に口座を開設るときには、本人確認書類の提出が必要です。また、最終的にはマイナンバーを登録しなければなりません。免許証やマイナンバーカードを撮影して、アップロードすることで提出できます。

楽天証券の時、スマホで撮影してアップロードしようとしましたが、格安simを使っているkojiのスマホではできませんでした。大手キャリアのドコモ、au、ソフトバンクのどれかでないと、ダメなようです。パソコンから撮影した画像をアップして、手続きを完了させました。

「お金は寝かせて増やしなさい」の筆者、水無瀬ケンイチ氏のブログは、インデックス投資をする人、必見です。この本自体、このブログがベースにあります。
梅屋敷商店街のランダムウォーカー

最新の情報はブログに掲載されていくようなので、「お金は寝かせて増やしなさい」で紹介されていた事柄と、このブログの内容を参考に、いよいよ積み立てを始めて行こうと思っています。まずは、月々5000円から。
今後、経過報告などをしていきたいと思います。

今後の課題として、次のようなことを理解していきたいと思っています。
・インデックスファンドと似ているといわれているがのETF。その二つの違い。
・インデックスファンドも含んでいる投資信託。その維持費の詳細。

ネット上には関連情報が得られるたくさんのサイトがあって、本屋には関連書籍があふれています。情報が多すぎて困っているということろが正直なところです。自分なりに腹に落とすためにも、記事を書きたいと思っています。