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ブリヂストンが次世代のパンクしない自転車タイヤを開発

自転車に乗っている時、急にパンクして自転車を押して歩いた経験はありませんか?寂しいものですよね。
今年の4月にタイヤ大手メーカーのブリヂストンが、パンクをしないタイヤの開発を発表しました。空気を詰める必要がない「エアフリーコンセプト」という技術を使って2019年の実用化をめざすそうです。

一般的な自転車タイヤは、チューブに入った空気で重さを支える構造ですが、この「エアフリーコンセプト」の技術は、強度と柔軟性の両方を兼ね備えた特殊な形をしたスポークを使います。そのスポークの弾力によって重さを支えます。

試乗したある記者は、「平らな場所で走った場合、差は全く感じない、段差のある場所では多少エアフリーのほうが少しお尻に衝撃が残った。また一方で、車体が安定している気がした」とコメントしています。

「エアフリーコンセプト」を用いた新しいデザインの自転車用次世代タイヤを開発(ブリヂストンのサイト)

パンクしない自転車はすでにあるのでは?

ブリヂストンの発表後、ネット上では「将来的にパンクの心配をしなくてよくなる」と好意的な声が多くありましたが、現在も「ノーパンクタイヤ自転車」という名前でホームセンター等で販売されている自転車を見ることがあります。量販店などで一般的に売られていて、価格もそれほど変わらないのに、周りを見渡してもそれほど普及しているとは言えないような気がします。新技術の発表をきっかけに、ノーパンクタイヤについて調べてみました。

広まらないのには理由がある

自転車専門店ではノーパンクタイヤの自転車をあまり取り扱っていないそうです。またネット上でも、どちらかといえば否定的な意見が多いようです。ノーパンクタイヤのデメリットの主なものは、次の通り。
(1)重い(ジェルやウレタンのような物質が入っているため)
(2)振動が強いため身体や自転車の他の部品に悪影響(衝撃吸収率が低いため)
(3)タイヤ交換が複雑で工賃も高い(摩耗するためタイヤ交換は必要)

ノーパンク自転車の重さや乗り心地の悪さは、気軽な普段使いにはあまり向いてないようです。しかし、電動自転車や車いすのタイヤとしての使用なら、「パンクしないメリット」の方が大きいかもしれません。ポイントは使い方にありそうです。

ノーパンクタイヤのデメリットを克服したエアフリーコンセプト

「重くなく、乗り心地もいいパンクしない自転車」というのが1つの理想形だとした場合、ブリヂストンのエアフリーコンセプト技術は、それに近い自転車を創りだせそうです。また、いわゆる車輪の「スポーク」が従来の固くて細い真っすぐな金属ではなく、樹脂を素材とした物質であるため加工しやすく、デザインの自由度も高いということです。

6月4日には、横浜市で開催される、「ブリヂストン×オリンピック×パラリンピックaGOGO!」というイベントで、エアフリーコンセプト技術を使った自転車の試乗会が予定されています。今後、ユーザーの意見を取り入れながら改良していくそうです。


実用化は2019年

今では実際に乗ることは少ないですが、自転車はいくつになっても身近な存在です。画期的なこの自転車はぜひとも乗ってみたいと思います。
気になる価格ですが、ブリヂストンによるとまだ設定できる段階ではないそうですが、手の届く範囲で市販してほしいものです。

アメリカの大統領は二酸化炭素の排出量には興味がないようですが、世界的には自転車に追い風が吹いています。ブリヂストンには予定通り、東京オリンピックの前に、エコで快適な新しいタイプの自転車を製品にして世に送り出してほしいと期待しています。ただ安全性に関しては、石橋をたたいて渡るというような姿勢でお願いしたいものです。

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