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WBSの治る最前線。2017年8月23日(水)は「虫歯」がテーマでした。

「虫歯が蒸発!?」 痛くない虫歯の最新治療

レーザーで水とともに虫歯を蒸発させてしまうという治療法が紹介されていました。あっけないくらい簡単に虫歯が治療できていました。痛みもないそうです。

治療の実際

20代の町田さん(仮名)は、虫歯の治療のため歯科クリニックを訪れました。
誠敬会クリニック銀座(東京・中央区)です。
町田「多分、3、4本くらい。重度のものがあったりするんですけど。最悪、眠れなかったりも、するにはするんですけど。」
町田さんは、最新の虫歯治療を受けることにしました。

町田さんの歯を確認すると、前歯の裏側に虫歯が見つかりました。今回治療に使うのはEr:YAGレーザー(エルビウムヤグ レーザー)という最新のレーザー装置。

このレーザーは水だけに反応し一瞬で水を蒸発させる特徴があります。
・虫歯になると、歯が溶けた部分に水分が増える。
・そこにEr:YAGレーザー(エルビウムヤグ レーザー)を照射すると、虫歯の中の水分にレーザーが反応。
・虫歯は水分と一緒に蒸発して消える!!

町田さんの治療が始まりました。まず、目を守るための眼鏡を渡されました。治療中は目を守るためサングラスを着用しなければなりません。痛みをほとんど感じないため、これまでのように麻酔が必要ありません。
このクリニックでは、より正確な治療を行うため、専用の顕微鏡使用しているそうです。

レーザーの照射開始。少しずつレーザーを動かしながら虫歯全体に照射していきます。まもなくレーザーの照射が修了。

歯科医師「歯が白くなってるのがわかるかしら。虫歯が全部取れて無菌状態なっています。」
一目瞭然。虫歯で黒くなっていた部分がきれいになくなっています。虫歯を取り除いた場所には、これまでのように詰め物をします。治療はおよそ10分で終了しました。
町田「麻酔もないし、薬物を使っていないので快適ですね。」
このクリニックでは、自由診療で治療を行っており、治療費は一本2万円(自己負担)

誠敬会クリニック銀座 吉野敏明院長
「レーザーを使うことによって、非常に歯を削る量が少ない。非常に低侵襲(負担が少ない)ですよね。振動が少ない。痛みが非常に少ない。あとは、においとかそういうのも含めて不快感が非常に少ないですよね。」

虫歯に潜む意外な病 非歯原性歯痛とは!?

これまで虫歯と思われていた歯の痛みに、虫歯が原因ではないケースがあることがわかってきたとのこと。痛みの元は実は顔の筋肉。それを「非歯原性歯痛」と呼ぶそうです。

栃木県に住む60代の田村(仮名)さんの例

田村さんはおよそ3ヶ月前、虫歯のような歯の痛みを感じ歯科クリニックで治療を受けました。そこで、治療のため歯を抜きましたが、痛みがなくならなかったそうです。
田村「歯を抜歯してもらったんですが、それでも痛みが続いてるんで。精神的に参ってしまって。年も年だからこのまま死んでもいいかなっという感じになってしまったんです・・・。」

その後、田村さんは、元赤坂吉見歯科 顎関節症・口腔顔面痛センター(東京・港区)を受診。本当の原因がわかりました。
歯科医師「周りの歯は、歯肉も含めて問題ないですよね。」

田村さんの病気は、非歯原性歯痛でした。非歯原性歯痛とは虫歯が原因ではないのに歯の痛みを感じる病気。5年前にガイドラインができたばかりで、まだ歯科医師の中でも一般的ではありません。(2012年「非歯原性歯痛診療ガイドライン」作成)

元赤坂吉見歯科 顎関節症・口腔顔面痛センター 和嶋浩一 歯科医師
「歯が28個あるんですけど、全部神経抜いたけども、痛み止まんないというのがよく学会とかで出ますね。」

非歯原性歯痛は顔の筋肉の緊張などが原因で起こるとがわかってきているそうです。顔や歯などの神経は途中で一つになり、脳に繋がっています。ストレスなどにより顔の筋肉が緊張し続けると、脳が顔の筋肉の痛みを歯の痛みと錯覚してしまうのだそうです。

その治療は、痛みの原因である顔の筋肉をほぐすこと。
和嶋「筋肉そのものを、ストレッチしたほうがいいんです。」
口の中に指を三本入れ、顔の筋肉のストレッチを行います。さらに超音波を発生させる器具を使って、口の外からもマッサージをします。田村さんはおよそ1ヶ月治療続け、歯の痛みがほとんどなくなりました。

これまで治療を受けた患者のおよそ8割が改善したそうです。治療費は全額自己負担で、5万円ほど(初診料含む)だそうです。

和嶋「8割の人は指導すると1ヶ月以内に症状はほぼを改善して来ます。そこまで非歯原性歯痛が一般的には広まってない。何とかして、皆さん、歯医者さんにも啓蒙啓発という事を、学会としてはやっています。」

まとめ

虫歯の治療が大きく進化していることを実感しました。レーザーで虫歯を蒸発させる治療、自分が虫歯になったら是非とも受けたいと思いました。痛くなくて、早くて。治療法としての難点は治療費が普通より高いことだけですね。ただ、根本的な問題としてこの治療が地方にまで広がるのかという事があります。あまり楽観はできないかな?

成人の9割以上が経験しているという虫歯。虫歯は、ミュータンス菌などの細菌などが作り出す酸によって、歯が溶けてしまう病気です。歯を失う原因の3割が虫歯とは言われています。(koijとしては歯周病の方が恐ろしいですが、それはまた別の機会で。)
現在、国内の虫歯の患者数はおよそ180万人。最近はいろいろなことがわかってきて、虫歯は「けっこう、恐ろしい病だ」という事になってきました。虫歯をほうっておくと、細菌が血液中に流れ出し、重い心臓病を引き起こすこともあるそうなのです。

kojiの周りではまだまだ、無頓着な人が多いです。WBSでは、街中(東京・新橋)でインタビューをしていましたが、手当をしていない人もやはりいるようでした。
「虫歯は何度もなりました。5、6本は虫歯になってると思う。」
「ずっと虫歯です。治してません。あの音がね。(治療の)キーンという音が嫌ですよね。」

kojiもできれば歯医者には行きたくない方ですが、昔、母親に言われたことはことは忘れずに覚えています。「歯だけは放っておいて治るという事はないから。」
確かに、風邪やお腹の不調は、医者にかからなくても治っていくことが多いですが、歯は歯医者さんにかかる以外にないと思います。WBSのナレーションにあったように、「早めに歯科クリニックを受診することが大切だ」と思います。

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