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治る!最前線は「がん」に関するものが多いです。医療が進んだとはいえ、まだまだがんは、人類が克服できていない病気なのだと思います。
気づかないうちに進行する、恐ろしい食道がん。2017年2月27日(月)のWBSでは、その治療の最前線についてのリポートがありました。

食道がんについて

男性に多いがんである「食道がん」。
初期症状がないことが多く、見つけにくいがんの一つです。
取材先は、千葉県柏市にある国立がん研究センター東病院。

食道がんの患者数はおよそ3万人。40代後半から急増します。
主な原因は飲酒や喫煙。舌を火傷するような熱い食べ物や飲み物も要注意です。

進行すると喉がつかえたり、声がかすれたりします。

国立がん研究センター東病院 消化管内内視鏡科 矢野友規科長
「(食道がんは)早く進行する病気。症状が出た時には進行していることが多い。」

食道がんの最新の内視鏡検査について

国立がん研究センター東病院に検査に訪れた70歳のOさん
去年食道がんの治療を受けてから毎月検査を続けています。

Oさんが受けるのは、最新の内視鏡検査。
検査に使うのがNBI内視鏡。先端から緑と青の光が交互に出ています。

—–NBI内視鏡の優れている点—–
がんができると、栄養を補給するために細い血管を作ります。NBI 内視鏡の特殊な光を当てると、血液の流れが茶色く映し出され、血管が見つけやすくなります。がんが作る細い血管の集まりを見つけ出し、目に見えない早期のがんの発見につながるというわけです。

説明のため、ある患者の検査画像が出てきました。
血管があつまったがんが茶色く映し出されています。これまでの内視鏡では発見できないようながんが発見されたそうです。
—————————————

Oさんの今月の検査の結果も大丈夫でした。
「食道、きれいですからね。」という医師の声。(ほっとしたことでしょう。)

食道がんの最新治療・ピンポイントで狙い撃ち


68歳の金森さん。去年11月に食道がんが見つかりました。ほとんど症状がないままがんが進行していたそうです。

金森さん
「先生には、酒とたばこが原因だと言われまして。結構、長い間無茶をしていましたんで、、、」

金森さんが受けるのは、陽子線と呼ばれる放射線を使う最先端の治療だ。

陽子線治療の理屈
治療室の隣には、サイクロトロンと呼ばれる。直径4メートルほどの巨大な装置があります。
このサイクロトロンで、陽子と呼ばれる粒子を1秒間に地球を5週するほどの速さまで加速させます。すると、陽子線という特殊な放射線に変化。
陽子線は、がんがあるところでエネルギーが最大になる性質があるため、がんをピンポイントで治療できるということなのです。

これまでの放射線治療に使われてきたX 線は体の奥に行くほどエネルギーが弱くなるため、陽子線よりは治療効果が弱かったとのこと。

陽子線治療の実際
まず装置を回転させ、陽子線の照射口が食道の上に来るようにセット。
【出射というボタンが押されました】
1回の照射はおよそ1分。これを一日1回、6週間ほど続ける。

この治療は保険が適用されないため、費用は全額自己負担でおよそ288万円です。

(陽子線治療を受けた別の患者の検査画像が示されました。)
食道癌がきれいに消えています。

国立がん研究センター東病院 放射線治療科 秋元哲夫科長
「がんにはしっかり当たるけれども、心臓とか肺には放射線の影響を低く抑えられるというメリットがあります。」

光と薬でがんを治す/PDT 光線力学治療

放射線で治しきれなかった食道がんに有効な新しい治療も登場しています。
73歳のIさんは、2年前に放射線治療を受けたが、食道に3ヶ所あったがんは治りませんでした。

そこで、光と薬でがんを治す、PDT 光線力学治療を続けています。

PDT 光線力学治療の実際

まず、特殊な薬を注射。薬を投与して4時間後、内視鏡を使った治療が始まりました
内視鏡の中に入れているのは、光ファイバー。

光ファイバーを通して、レーザーを照射します。
4時間前に注射した特殊な薬は、食道がんに集まる性質があります。その薬にレーザーを当てると、化学反応を起こし、活性酸素が発生。この活性酸素が、がん細胞を死滅させるのです。
がん全体に繰り返しにレーザーを照射。1時間ほどで治療は終了しました。

治療費は保険が適用され、およそ36万円(3割負担)。10日ほど入院が必要です。

Iさん
「食事をするだけちょっと痛みがあるけど、痛み止めくれますから。今回の治療自体で苦しいとか、そういうのはないですね。」

Iさんの治療前後の検査画像が紹介されました。治療を始めて2ヶ月後、三つのがんのうち、一つがきれいに消えました。

国立がん研究センター東病院 消化管内視鏡科 矢野友規科長
「食道の中だけで、転移再発とか、治りきらなくて残ってしまったという人に対して、PDT を行っています。
高齢者とか体の具合の悪い方は、放射線治療とかは手術が難しいので、手術以外の治療方法を考えなくてはいけないという方も増えていると思います。」

おじさんは思った

番組のナレーションでも言われいましたが、「病を克服するための選択肢が広が」っていくことは、とても心強いことです。う
それでも、やはりお金のことは心配になりますね。kojiも大手のがん保険に入っていますが、そのプランは最新の治療には対応していないものだったと思います。月々の保険料は押さえたいし、いざということにも備えたい。ちょっとしたジレンマがあります。(今は、保険料重視です。)
いずれにしても、いい治療法が、保険適応になって広くひろがっていってほしいと思います。

今回の「治る!最前線」では、「PDT 光線力学治療」に感心しました。特に、食道がんに集まる性質のあるという特殊な薬というのは、すごいと思いました。しかもその薬は光を当てると、活性酸素を発生させる!! 驚きです。
食道以外の部位のがんにも応用できるのか気になって調べてみたら、肺がんについても、PDT治療が行われているという記事を見つけました。
新座志木中央病院 PDT,光線力学的治療

食道がんの早期発見のためには、定期的に内視鏡での検査を受けることが重要だということです。kojiが見たところでは、食道の内視鏡検査の費用は18000円くらいということでした。病院によって差はあるのかもしれません。行きつけの病院に相談してみるのがいいと思います。

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